英語学習

コーチングとティーチングの違いについて

こんにちは。本ブログは英語学習に焦点を当てたブログですが、英語学習サービスの中で最近、特に注目なのがコーチングかと思います。

ですが、英語コーチは実態があまり良く分からないことや、値段が非常に高いなどのことから、それほど定着はしていないのかなと思います。

この記事では、英語コーチに特に焦点を当てて、コーチングとティーチングの違いをまとめたいと思います。また、下記の記事では実際にプロのコーチのりかさん(@Rika_eigocoach)、HIROMIさん(@HiromiPerko)にお話を伺い、記事をまとめましたのでよかったら読んで下さい。

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ポイント

  • コーチングは自分で英語力を上げることをサポートすること
  • ティーチングは英語を教えること
  • 本当に最初の時期はティーチングがおすすめだけど、自習ができるようになったらコーチングがおすすめ

コーチングとティーチングの違いについて

はじめにコーチングとティーチングについて違いをまとめたいと思います。一言で言うと、英語学習の視点で言うと、コーチングは「 自分で英語力を上げることをサポートすること 」であり、ティーチングは名前の通り、「 英語を教えること 」になります。

ですが、これだけでなくもう少し具体的な内容について比較をしてみたいと思います。

  ティーチング コーチング
関係性 上下関係
  • 教える立場と教わる立場で上下の関係
対等関係
  • 年齢や立場に関わらず対等な関係
答えの導き方 教える
  • 先生が持っている答えを教えるという考え方
  • 先生が知っている、模範的な解答、解法を教える
引き出す
  • 生徒が持っている答えを引き出すという考え方
  • 生徒が自分で解答、解法にたどり着くように引き出す
コミュニケーション 一方向
  • 先生から生徒に教えるという一方向性のコミュニケーションになりやすい
双方向
  • 何でも安心して話せる双方向のコミュニケーションになりやすい
具体的な指導内容
  • 文法、語法などの知識
  • 問題の解き方
  • 発音などの指導
  • 学習方法の相談
  • モチベーション管理
  • 目標の設定

前提としてコーチングは既に独学で伸ばすことができる程度の英語力が必要だと思いました。

その手前にいる方は中学生レベルの教材で学習するか、ティーチングをするのが良いと思います。例えばTOEIC 500点未満など中学生レベルの英語でつまづいている方は一度丁寧に中学生の文法テキストを使って勉強することをお勧めします。

というのも中学生のテキストは圧倒的に教材の質が高いため、中学生の売れ筋テキストを購入して勉強するのは間違いないと思います。

ティーチングが有用な場合

ティーチングが有用と考えられるのは、

  • 中学生レベルの英語でつまづいてしまった人
  • 直ぐに結果が必要な人

中学生レベルの英語でつまづいてしまった人は自習で学ぶよりも、直接教えてもらう方が効果的な可能性が高いです。

一定レベルの英語力がないと、自分で学習することも辛いと感じるかもしれません。その場合にはコーチングもいいかもしれませんが、一緒に受講する仲間がいたり、直接教えてもらえる環境があるティーチングが向いていることもあります。

また、成果を出すまでの期間が決まっている場合にもティーチングが向いている場合があります。

例えば3ヵ月以内にTOEICで600点を取りたいと言った目の前の明確な期日と目標があるときには、解法のテクニックや間違えやすい箇所のポイント解説など講義形式の学習が効果的です。

ただし、こういった学習は点数を伸ばすためには重要ですが、必ずしも本質的な英語力向上に直結するとは言い切れないです。

コーチングが有用な場合

一方で、コーチングが有用と考えられるのは、

  • ある程度の英語力がある人
  • 本質的な英語力を付けたい人

まず、コーチングの場合には自分で学習することが前提です。テキストの解説を読んでもちんぷんかんぷんという場合には、効果が出にくい可能性があります。

また、コーチングでは、正しい学習方法を学ぶこと、しっかりと自習を継続するためにサポートすることが中心となります。そういった特性はテクニックなど短期間で成果を出しやすい内容とは異なります。

ですが、その分、適切な学習方法を学ぶことで、より長期目線で必要なことを学ぶことができます。

自分に適切なのはどちらかを考えよう

コーチングとティーチング、どちらが適切なのかは状況などによると思います。

大事なのは上記のコーチング、ティーチングのそれぞれの特性を考えた上での目的意識になります。

一般的には、はじめはティーチング、それからコーチングが良いと言われます。

でも、既に学習習慣が付き、その方法も適切な方が英語に伸び悩んでいるのであればティーチングが良いかもしれません。一方で初学者でも時間がかかっても正しい学習方法を学びたいという場合があると思います。

まとめ

個人的には英語学習の一番重要なのは、学習の積み重ねだと思います。本文でも書きましたが、本質的な英語力を伸ばすためには、正しい方法で地道に単語学習や音読、シャドーイングなどを繰り返すしかないと思っています。

ですので、原則はコーチングの方がオススメではあります。

その一方で、ティーチング、特に動画教材を使った英語学習などは私にとってはとても大きな影響がありました

私はYouTubeも含め、いくつか動画教材を受講していますが、中でも良かったのはスタディサプリでした。スタディサプリにはコーチングサービスも付いていて、実は通常のコーチングよりも価格が安いです。

もし、この記事を読んでコーチング? ティーチング?と思った方は両方をいっぺんに体験できる、安価で良い教材があるということも選択肢に入れていただけたらと思います。

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参考ウェブサイト

  • 「コーチング」「ティーチング」とは?その違いから、効果的な活用方法まで、徹底解説! (LINK
  • コーチングとは? ティーチングとの違いと活用方法(LINK

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