こんにちは。この記事に興味を持ってくださりありがとうございます。以前下記の記事でスパトレの予習、復習、そしてトレーニングの様子を説明しました。
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先日の記事ではトレーニングの予習や進め方について一般的な説明をしましたが、もっと具体的なトレーニングの様子が知りたいという方のために、わたしが現在続けているシャドーイングとロールプレイのトレーニングについて紹介をしたいと思います。
シャドーイングもロールプレイも比較的英会話で行う一般的な内容かな~と思いますので興味がある方も多いと思います。
本記事ではテキストに沿って行うトレーニングに焦点を当てていますので、スパトレのシステムについては先日の記事を見ていただく方が良いかと思います。
この記事を読むと、トレーニングやその準備の具体的なイメージができます。スパトレの仕組みなどに興味がある場合には、上記の参考記事を読んで下さい!
スパトレで可能なトレーニング
スパトレではさまざまなトレーニングを実施することができます。ざっと紹介すると下記の通りです(スパトレHPより引用)。
シャドーイング | 聴いた英語を追いかけて発生し、聞いた情報を認識する「言語認識力」を向上させる学習方法 ✓ リスニング力 ✓ 正しい発音 |
ディクテーション | 英語を聴き、書きとることを通して「言語認識力」を向上させる学習方法 ✓ リスニング力 ✓ スペリングスキル |
瞬間英作文 | 素早く英語で作文して文の「組み立て」を向上させる学習方法 ✓ リスニング力 ✓ 理解力 |
ロールプレイ | 対話形式で会話表現を練習し「実際の場面で使える」知識を向上させる学習方法 ✓ インタラクションスキル ✓ 正しい発音 |
エクスプレッションビルディング | 「読むこと・聞くこと」によって英語の知識を蓄える学習方法 ✓ 知識を蓄える |
ディフィニション | 「単語や文の意味」を自分の言葉で違いや内容を説明して「知識データベース」を向上させる学習方法 ✓ 知識を蓄える ✓ 正しい発音 ✓ 文法力 |
ライティング | 英文を書いて添削を受け、英語の「記述力」を向上させる学習方法 ✓ 説明能力 ✓ スペリングスキル |
資格試験対策 | 資格取得を目指した学習方法 ✓ 点数アップ ✓ 記述力 ✓ リスニング力 |
さまざまなトレーニングが可能ですが、テキストによってできるトレーニングも異なります。わたしが使用しているテキストは「究極のビジネス英語リスニング」ですが、このテキストではシャドーイングとロールプレイの2つが可能です。
上記のテキストではシャドーイングとロールプレイの両方が可能ですが、1種類のトレーニングしかできないテキストも多いです。
それでは次からわたしが行っている究極ビジネス英語リスニングのトレーニングの様子を、シャドーイングとロールプレイに分けて紹介したいと思います。


シャドーイングのトレーニングの流れ
予習
シャドーイングの予習では、下記の予習が求められます。
- 本を見ずに音声を聞き内容を推測する。聞いた後に本を開き、推測した意味が合っているか確認する
- 不明な語句や用法を調べる
- 本を開いたままフレーズごとに音声データに続いて声に出して読む
- 本を開いたまま音声データと同時タイミングで読む(オーバーラッピング)
- 本を閉じ音声データの1秒あとに読む(シャドーイング)
内容を見ると、非常に一般的なシャドーイングのトレーニングですが、難しいテキストでこの内容を行うとかなり時間がかかって大変です。
わたしの場合は、音声を1,2回聞いたら大体の内容が理解できる感じです。また、語句や用法もテキストに記載されている語彙の解説や和訳を確認すれば大丈夫で、辞書で確認するほど難しい単語は出てきません。
このくらいのレベルであれば、上記のステップ1~3は10分くらいで終わります。そして、残りの時間をひたすらオーバーラッピングとシャドーイングに使っている感じです。
シャドーイングは難しければ速度を落としてOK、最大でも10回程度とありますが、わたしの場合は、時間がある限り納得するまで繰り返しています。
トレーニング
トレーニングは下記の順序で進みます。
- 前回のトレーニングの語彙確認
- テキストの内容に関するアイスブレイク・クエスチョン
- 本の内容の理解度を確認する質問
- トレーナーの後について本文の音読
- シャドーイングの実施
- シャドーイングの振り返り、アドバイス
- 内容の要約作成
1,2は語彙確認とアイスブレイク・クエスチョンはトレーニングの順序にのっていませんが、トレーニングの最初に必ずあります。
トレーニングは、しっかりと予習をしていれば、内容の理解を確認する質問も内容の要約作成もそこまで難しいわけではありません。でも、最初は全然できません。
シャドーイングのトレーニングのポイント
予習で気をつけることは、シャドーイングでのリズムとリエゾン(音と音のつながり)です。外国語を聞いて不快に感じるのは、発音よりもリズムが悪いときとのことです。また、リエゾンを発声する練習をすることで、音と音のつながりを聞き分けられるようになり、リスニングのレベルは格段に上がります。
これを本気で勉強していると30分以上はどうしてもかかってしまいます。シャドーイングは音声だけでできるので、わたしの場合には空いてる時間、移動中なども練習しています。
また、トレーニングの前には要約のためにテキストのポイントをまとめると良いです。準備なしに要約ができる方も多いと思いますが、わたしは英語でスムーズにアドリブができないので、簡単に準備をしています。日本語でポイントを3つくらいにまとめる感じです。
このくらいの準備をしているとトレーニングの際に準備した内容をアウトプットすることに集中でき、トレーニング効果も高まります。
ロールプレイのトレーニングの流れ
予習
続いて、ロールプレイですが、下記の予習が求められます。
- 音声を聞き内容を推測する、聞いた後にテキストで内容を確認する
- 不明な語句や用法を調べる
- 音声を聞きながら繰り返し読んでください(黙読でもOK)
シャドーイングに比べると、予習内容は少し軽いです。このように、同じテキストを使って、同じ個所のトレーニングを受けても、トレーニングの内容によって予習内容も予習の大変さも異なります。
トレーニング
トレーニングは下記の順序で進みます。
- 前回のトレーニングの語彙確認
- テキストの内容に関するアイスブレイク・クエスチョン
- 内容の理解度の確認
- トレーナーの後に続いて音読。対話形式の場合は交互に役の会話を音読する。
- スパトレオリジナルの類似のスクリプトで応用。スクリプトの会話を交互に音読する。
- 類似の場面を設定して、ロールプレイを実施
- 内容の要約作成
シャドーイングと同様に1,2はトレーニングの順序に載っていませんが、必ずトレーニングの最初にあります。
5のスパトレオリジナルの類似のスクリプトで応用は、トレーナーからチャットでスクリプトが送付されますので、それを一緒に取り組む感じです。
基本は一緒に音読し、内容理解度をチェック、その後に交互にロールプレイをするという流れですが、残り時間などによって臨機応変に調整します。
6の類似の場面を設定して、ロールプレイを実施というのは、今度は生徒の方が大まかな会話を考えて、トレーナーと一緒にロールプレイをします。実施前に考えた設定や大まかな内容を先生に伝えて取り組みます。
このオリジナルのロールプレイは個人的にはすごく難しいです。場面の設定がそもそも難しいですし、内容がイメージできないと話ができません。
ロールプレイの内容は事実でなくても大丈夫ですし、先生も一緒にお芝居をしてくれます。
例えば、
- 会社でビジネス英会話を実施したいのでトレーナーに講師をお願いする
- 仕事で日本にくるトレーナーを回転ずしに連れて行く
- 観光で日本にくるトレーナーと新幹線の中でリニアモーターカーの話をする
みたいな話をしてみました。ただあまりにもテキストとちがう場面だとアウトプットの練習にならないので、例えばビジネス英語のテキストであれば、経済ニュースで似たような記事を見つけたら、即ロールプレイに水平展開した方が良いと思います。(むずかしい~)
ロールプレイのトレーニングのポイント
ロールプレイのトレーニングのポイントはとにかくインプット(予習)した内容のアウトプットです。
とくにテキストに載っていて、スパトレオリジナルのスクリプトにも載っている語彙は最重要だと思ってしっかりとアウトプットしましょう。
わたしは類似の場面を考えてロールプレイをするのがとても苦手なので、事前にあらすじなどを考えるようにしています。
まとめ
ここまで読んで下さりありがとうございました。ざっと説明した記事ではありますが、この記事でトレーニングのイメージがついたのであれば嬉しいです。
一応、シャドーイングが中級者向け、ロールプレイが初級~中級者向けとレベルの目安が書いてあります。シャドーイングの予習は大変ですが、わたしにとってはロールプレイの方が難しいです。
実際には使うテキストによって実施できるトレーニングも異なるので他のテキストでトレーニングを受けた際には随時、紹介したいと思います。ただ、シャドーイングもロールプレイも英会話をはじめる方にとっては、オーソドックスなトレーニングかなとは思います。
また、他にどんなテキストを使っているのか気になる方もいると思いますが、こちらのリンク(スパトレ|ウェブサイト)からチェックすることが可能です。
興味があるテキストや自分で使っているものの、なんとなく進めていて、一段階レベルアップしたいと思っている方はスパトレで勉強するのは、とても良いです。英語で英語を勉強するという新鮮さと予習・復習と言う適度なプレッシャーが学習効率を高めてくれます。
また、今回紹介したシャドーイング、ロールプレイ以外のトレーニングについても、問い合わせていただければ紹介できます。TwitterのDMまたはサイトポリシー下部の問い合わせフォームから、気軽にご連絡ください。
この記事ではテキストに沿って具体的な様子を紹介していますが、下記の記事では、予習復習の考え方についてまとめています。もしもまだ読んでいなければ参考になるのでぜひ読んでください。
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この記事が少しでも参考になったら嬉しいです。お読みいただきありがとうございました。それでは。

