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オンライン英会話スパトレと白井恭弘先生が考える科学的な外国語学習とは

外国語学習の科学

こんにちは、この記事に興味を持ってくださりありがとうございます。

業界最安値にもかかわらず充実したレッスンで好評なオンライン英会話と言えばスパトレ(SPTR)です。スパトレは非常に特徴的なサービスを提供しているので、今後も会員数は伸びていくんだろうなと思います。

スパトレの特徴として科学的な外国語学習という学習方法へのこだわりがあります。つまりこの学習方法へのこだわりこそがスパトレの強みでもあり、これを知ることがスパトレ会員以外の皆様にとって大きな価値があります

スパトレのコンセプトにある科学的な外国語学習は第二言語習得論という言語学者でケース・ウェスタン・リザーブ大学教授の白井恭弘先生の考えに基づいています

白井先生の考える科学的な外国語学習を知っているとスパトレ会員にとっては、よりレッスンを効果的に活用できるヒントが得られます。もちろんスパトレ会員以外の方も、これを理解することで日々の学習方法の参考になると思いますので是非読んでみてください。

※この記事は白井恭弘先生の著書「外国語学習の科学」を参考にまとめました。

この記事のポイント

  • 外国語学習は年齢、適性、動機付けが大事!
  • インプットは量、アウトプットは質を重視する!
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学習と習得の違いを意識しよう

学習に関する写真

はじめに学習と習得、この似ている言葉について簡単に解説をしたいと思います。

学習と習得それぞれ辞書で調べると、

学習:ならうこと

習得:ならって覚えること

などと出てきました。一般的な考えとしても、この二つは似ている点だと思います。ですが、「言語」の習得という点では、この二つの言葉は必ずしも同じではないことが分かりますか?

別にちゃんと「習っていなくても」子供たちは習得しているんです。もちろんその習得のプロセスに学びがないという訳ではないのですが、自然に習得するということもあるということですね。

つまり言語学習においては、自然に習得している人としっかりと学んで習得している人がいますが、日本人の英語学習の場合には自然に習得できる年齢や環境にない場合が多いので、多くの方が学んで習得する方になります。

当然、みなさまは学習したいのではなく、習得したいのだと思います。では次に外国語習得のカギとなるポイントを紹介していきたいと思います。

外国語学習は開始年齢、適性、動機づけがポイント

年齢によって学習アプローチが異なる!

外国語学習は年齢によって適切なアプローチが異なります

例えば、

大人になってからの学習の場合には、文法などの理解をしながら学ぶ方がより習得がはやいと言うことが分かっています。

一方で子供の早い時期に外国語学習をするとかなりネイティブに近い習得ができるということも一般的には言われており、早ければ早いほどその可能性は高まるようです。ただし、その場合には大人と同様に文法から学ぶのではなく耳からの習得が中心です。

ちなみに早ければ早いほど良いというのは言語学者で見解が一致しているようですが、思春期を過ぎるとネイティブのように話せるようになるのは不可能なのかと言うことについてはさまざまな見解があるようです。

適性に合った学習をすることが大事

 

次に適性に合った学習をすることです。

何だ当たり前じゃん!と思うかもしれませんが、これは意外と盲点だと思います。

  • 暗記が得意な人は暗記中心の学習!
  • 外交的な人は英会話
  • 意味理解が得意な人は文法をしっかりと!

このような形で得意なことを軸に学習を広げるほうが実際には習得がはやいそうです。ただし、これは学習内容というよりは、学習方法と言う点は気をつけたほうがいいかもしれません。

みなさまこんなことを考えたことありました?

まじめな人ほど、苦手分野を集中的に勉強しよう!みたいなことを考えがちですが、得意なことを軸に苦手なことに広げていくような勉強が良いのかもしれません。

ちなみに語学学習に才能はあるのか?というと、あります!!

  • 音に対する敏感さ
  • 文法に関する敏感さ
  • 意味と言語形式との関連パターンを見つけ出す能力
  • 丸暗記する能力

とのことです。この4つの能力の中でどれが得意なんだろうか?と考えて学習の軸にすると良さそうですね!

動機付けには「文化的動機」「道具的動機」がある

最後に動機付けです。語学学習の際に何度でも自分自身に問い続けて欲しいのが「なぜ自分は語学学習をしているんだ?」ということです。

これも、多くの方が認識していると思います。コーチングの先生がまず重視するのもこれですね。

ここでは、もう一歩踏み込んで、動機付け(モチベーション)には「文化的動機」と「道具的動機」があるということを紹介したいと思います。

道具的動機というのは、受験で必要だから英語を勉強する、留学に必要だから英語を勉強するといったことです。必要に迫られてという動機ですね。

一方で文化的動機というのは、日本のアニメが大好きで日本語を勉強している外国人みたいに、その国や文化に興味があって動機となっていることです。

道具的動機付けでも文化的動機付けでも外国語の成績と強い関連が見られますし、また成果が出ることでモチベーションがさらに上がっていくので、良い循環が生まれます。

ですが、より外国語の習得につながるのは文化的動機を持っている場合のようです。これはモチベーションの違いに加えて、言語と社会・文化は非常に強い結びつきがあるため、社会や文化への興味関心が強いことが言語の理解にもつながっていくのだと考えられます。

これは興味深いですね!

インプットとアウトプット!それぞれの利点は?

学習に関する写真

ここからが記事のメインになりますが、学習には教室学習、音声のリスニング、テキストの読解などのようなインプットと話す、書くなどのアウトプットがあります。

当然、どちらも言語習得に必要なのは言うまでもありませんが、その配分ややり方について紹介したいと思います。

結論から言うと、

しっかりとインプットを行う

⇒適切なアウトプットを行う

というサイクルをまわすことが効果的というのが白井先生の見解となります。

まずは、インプット、アウトプットのメリットと注意すべき点を紹介したいと思います。

インプット学習のメリット

まず言語学習の大部分は音声であれ、テキストであれメッセージを理解するというプロセスがあります。スピーキングやライティングなどのアウトプットが足りないからいつになっても話せないという考えが100%間違っているとは言えませんが、言語学者の中では定説とは言えないそうです。

なぜなら、赤ちゃんや移民が言語を習得するのも、リスニングという膨大なインプット作業がベースにあるからです。

赤ちゃんや移民の言語習得と日本人の学習の大きな違いは、自然なインプットか、教室学習でのインプットなのかという違いでしょう!

どちらがより優れているということはこの書籍では言及していませんでしたが、教室学習でも、自習でも、自然学習でも、インプットが多ければ多いほど習得はできます!ここがインプットのポイントです!

ちなみによりインプットの質を高めるには、インプット内容はできるだけ関連分野を絞り込むのが良いです。

例えばビジネスでも、スポーツでも、音楽でも良いので分野を絞ってインプットすることでよく使われるフレーズやその言い換えなどがセットでインプットされるので効率が良い上に、周辺知識が増えることで知らない語彙の推測にもつながります

是非試してみてください!

アウトプット学習のメリット

ではアウトプットはどうでしょうか?

実はアウトプットは学習において刺激が大きいので、成果に直結すると思うかもしれませんが、アウトプットは、実際は「インプットの定着」の効果があるそうです。

つまりポイントになることが2つあって、

  • インプットしていることが前提
  • インプットした内容をアウトプットで実施する

という2点が大事です。

アウトプットがインプットよりも大事だと考える人もいますが、インプットなしにアウトプットだけを行っていると慣れることはあってもちゃんと習得できない可能性があります。また、ちゃんと間違いを指摘するなど、アウトプットの際には質も重要です。

例えば

I study English yesterday.

のように、studyが過去形になっていなくても、yesterdayがついているので意味は通じたりします。三単現の"s"をつけ忘れても意味は通じますよね。このようなミスがいつになっても直らないのです。

アウトプットの際には、このようなちょっとした文法のミスもちゃんと指摘してもらうようにしましょう。そうすることで、なかなか頭が行かない細かい文法や、覚えることができなかったフレーズなどが自然に使えるようになるんです。

このように何度も何度も繰り返しミスを直していくことで無意識にできるように習得するプロセスを自動化といいます。

はじめは意味を伝えることに集中し文法のミスを起こし、文法に気をつけるとスムーズに話せません。2つのことを同時にこなすというのはとても難しいことですが、アウトプットすることで習得することができるという訳です。

もちろん、ちょっとした文法ミスがあってもガンガン話せるようになりたいという人も多いと思いますが、その場合も、たくさんのフレーズをインプットして、使ってみるというインプットのプロセスが生かされます。

インプットは量、アウトプットは質

以上のことをまとめると、インプットを重視するというのが言語学者が考える教科書的な学習法となります。インプットの内容は、自分の適性を考えて行えばよいので、そこは人に影響されなくても良いです。

アウトプットはインプットしたものを外に出すからこそ効果があるというのは確かにその通りだなと思いますね。

どうしても英会話でたくさんレッスンを受けていれば話せるようになると考えがちですが、これはとても大切なポイントですね。

さいごに

学習に関する写真

ここまで読んで下さりありがとうございました。

結論としてこの記事では外国語学習の習得には、大量のインプット×質の高いアウトプットのセットが必要と言うことでした。

インプットの際にはある程度の量を意識すること。その際に、興味のある分野に絞って行うとより効果的です。

一方でアウトプットは質が大事です。ここでいう質は、インプットした内容をちゃんと使ってみることと、間違いがあったら、ちゃんと指摘してもらうという2点です。

当然、この学習方法がたった一つの正解ではありません。向き不向きもあると思いますのでもし皆様が勉強方法などを模索しているのでしたら参考にしていただければと思います。スポーツ指導が精神論から正しいトレーニング方法に変わってきたように語学学習もその方法と効果に目を向けることはその後の上達に影響すると思います。

この記事が少しでも役に立ったら嬉しいと思います。

また、最後にスパトレについても少しだけ紹介します。スパトレは白井恭弘先生が社外取締役となり、白井先生の考える科学的な外国語学習を詰め込んだプログラムの英会話です。

それゆえ、他の英会話スクールと異なり、予習、すなわちインプットを自分で行い、アウトプットをレッスンで行うというスタイルになっています。予習が前提なので続けるのは少し大変ですが、レッスンに参加するときの意識が大きく変わります。

みなさん、もちろん「習得」するために英語を「学習」しているのだと思います。

であれば、英会話はただレッスンに参加するだけでなく、インプットとアウトプットの両方をしっかりと計画していくのは大切かな~と思いますので、良かったら活用してみてください

スパトレは無料で7日間体験することができます。7日間は他社と比べても長めなので、インプットとアウトプットってこういう感じか~と試してみることもできます。この記事を読んだだけでは分からない気づきもあると思いますので、是非試してみてください!

それでは。

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